妊活のおはなし⑤

前回の「妊活のおはなし④」では、妊娠への第一歩は常に良好な体内循環環境をつくることーとお話させていただきました。

  1. 質の良い卵をつくる!
  2. 卵管を快適な通り道に!
  3. 子宮を着床しやすい状態に!

体質改善の効果が出始めるまでの目安として一般には1〜3ヶ月ほど、そして質の良い卵をつくるには最低3ヶ月は必要です。

それではー

いつ頃不妊の鍼灸治療を始めたら良いの?
不妊の鍼灸治療はどのくらいのペースで通えばいいの?
クリニックと並行して治療しても大丈夫なの?

不妊の鍼灸治療のスタートに特別な時期はありません。先日のつづきになりますが、体質改善を行い体内環境を整え、赤ちゃんをむかえやすい体づくりをしてゆくためには、明日より今日! 早ければ早いほうがより効果的です。

となると…次に通院のペースが気になるところー

当院の鍼灸治療は1周期を4つの期(生理期・低温期・高温期前期・高温期後期)に分けて、それぞれの期に適した治療をおこなっております。だいたい1週間程度で期が変わりますので、1週間に1回の頻度での通院をおすすめしています。各期に適した治療を行うことで妊娠率も高くなります。
遠方でこのペースでの通院が難しい方はご相談ください。一緒に通院ペースを考えていきましょう。

クリニックと並行しての鍼灸治療をご検討されていくなかで、病院での治療と並行しても大丈夫か心配される方もいらっしゃるかと思います。
産婦人科での治療と鍼灸治療を並行して行うことで、自律神経やホルモン分泌が整い、ホルモン値が良い値で安定される方がたくさんいらっしゃいます。また、不妊治療で服用中のお薬の副作用に悩まれる方もいらっしゃるのですが、鍼やお灸で体の調子が整い、お薬を受け入れられるようにお手伝いします。体に優しい鍼灸治療でカラダ全体のバランスを整えてベースづくりができ、クリニックでの治療により良い効果が期待できます。

※これまでの当院のデータのまとめもご参考にしてください。
 ▶︎▶︎▶︎ 当院の不妊治療臨床データ

妊活のおはなしでは、これまでも妊娠しやすいカラダづくりのこと、妊娠しやすい条件などのお話をさせていただいてきました。
妊活のおはなし① (カラダつくりー1)
妊活のおはなし② (カラダつくりー2)
妊活のおはなし③ (妊娠にむけてできること)

さいごにー、
当院へのお問い合わせのお電話などでよくお寄せいただく質問についてまとめてみました。

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生理中でも治療をうけられますか?

▶︎ 問題ございません。安心して治療を受けていただけます。生理痛や重だるさ、吐き気や腰痛などのつらい生理期症状も治療によって改善する事ができます。(生理前の鍼灸治療が効果的!)お悩みご相談ください。


不妊治療以外の肩こりや腰痛・むくみなど…つらい症状も一緒に診てもらえますか?

▶︎ もちろんです。つらい症状(頭痛・肩凝り・腰痛など)でお悩みがございましたら是非ご相談ください。同時に治療させていただきます。


不妊鍼灸治療に健康保険は使えますか??

▶︎ 2022年4月から不妊治療も公的医療保険を適用される方針が固まりました。現在、全額自己負担になっていた治療(体外受精・顕微授精・男性の不妊治療など)も保険適用になるとされています。ただし、すべての治療が保険適用になるわけではなく、対象外の治療もあります。残念ながら不妊症の鍼灸治療の費用はすべて自費となっております…。

治療にかかる費用や不妊治療をおこなった場合の妊娠の確率も気になるところだと思います。
当院の治療効果や治療費につきましては、ホームページでもご案内させていただいております。
▶︎▶︎▶︎料金表
▶︎▶︎▶︎当院の不妊治療臨床データ

鍼灸不妊治療に対する不安や疑問、心配のお気持ちなどの解消のお役になれればー、そしてぜひ施術をお受けいただけるきっかけになれればと嬉しく思います。