妊活のおはなし①(カラダづくり-1)
妊娠しやすいカラダづくりー
日常でおこなえる、5つのポイントがあります。
ご自身のライフスタイル(食生活・運動・睡眠など…)を見直して、
健康で妊娠しやすいカラダづくりを目指しましょう。
●バランスの良い食事を摂りましょう
わたしたちの体は食べ物から作られています。
食べたものの栄養から脳が働いて、ホルモンが分泌され、卵巣を機能させます。
1日3食を基本に、朝・昼・夜の食事の時間帯をできるだけ規則正しくとること、
そして、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
健康な食生活は妊娠しやすい体をつくるだけではなく、生まれてくる赤ちゃんの健康にもつながります。
●体重を管理しましょう
女性の不妊原因のひとつとして、肥満または低体重に関連があると言われています。
女性の場合、痩せすぎ・太りすぎのいずれも女性ホルモンの分泌量に影響を与えます。
痩せすぎの場合、女性ホルモンの分泌量が少なくなる場合があったり、
逆に太りすぎの場合は、女性ホルモンの分泌量は増えますが体重に対してホルモンの量が追いつかなかったり、
いずれもホルモンバランスが崩れてしまう原因となります。
また、男性の場合はBMI 30以上の肥満は精子の活動に問題が生じることが報告されています。
精子の量が少なく、精子の数そのものや濃度、女性の生殖管をすばやく移動する運動率も低いことが研究結果でわかっています。
ダイエットによる無月経は難治性の排卵障害の原因になるので、無理なダイエットはよくありませんが、なるべく適正体重に近づけること、健康的な体重の維持を目指しましょう。
※妊娠に適したBMI は、18.5〜24.99(男女とも)
【BMI 計算式】
体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)
日本肥満学会では、BMI25以上の場合を「肥満」、18.5以下の場合を「低体重」としています。
●適度な運動をしましょう
デスクワークが増えたり、車や電車での移動が増えて、歩くことから遠ざかっている…
毎日忙しくて体を動かせる時間をとりにくい…という方が多くいらっしゃるかと思います。
そんな毎日が続くと…
食事で摂取した糖質や脂肪は燃焼・消費することができなくて体になかにどんどん溜まってしまい、、
おなじく摂りすぎた水分もいつまでも体に溜まって体重を増やしてしまいます、、。
適度な運動をすることで血行がよくなり新陳代謝が促され、女性は骨盤内の血流が良くなり、生殖器官の働きが良くなり、男性は体の機能が向上し、勃起力・射精能力が高まるなどの効果があります。
お散歩や軽いジョギング、ヨガなどがおすすめですが、なにより適度な運動を続けて行うことが大切です。
お仕事や家事のすきま時間に腹筋運動をしたりスクワットなどの軽いストレッチをしたり…
ご自身の体調や体力などに合わせて、無理なく体を動かしましょう。
あと2つのポイントはまた後日、こちらでおはなしさせてくださいー
鍼灸治療は、自律神経やホルモン分泌のバランスを調整し、体調を整える作用があります。
妊娠前の体質改善や ”不妊症” 治療との併用による体調の調整をサポートします。