不妊治療の助成額引き上げへ

昨日、厚生労働省が不妊治療に対する助成額の引き上げなどを含む支援策の方針をまとめました。
2022年度までに体外受精や顕微授精の保険適用が検討されていますが、それまでの間は現行の助成制度が拡充される予定です。

今回まとめられた主な支援策の中身は、
① 「初回30万円、2回目以降15万円」の助成金額が2回目以降も30万円に引き上げ
② 最大6回までという回数制限が「子ども1人につき最大6回まで」に変更
③ 夫婦合わせた所得が730万円未満という所得制限の撤廃
④ 事実婚カップルにも適用

となっています。

また働きながらの不妊治療を支援するため、従業員が治療を受けやすい環境を整えた中小企業向け助成金制度の創設や治療のための休暇導入を支援する企業向けセミナーの開催等の支援策もすすめる方針とのことです。

より不妊治療を受けやすい環境が整うことを期待しています。