セルフケアの秋② 〜ストレス対策ツボ編〜
前回、妊娠にむいている秋におすすめの簡単な妊活セルフケアについてのご案内のなかで、妊娠力をアップさせる方法の3つめにストレスを溜め込まないことが大事とお話しさせていただきました。
今回はその続きの回。
ストレス症状タイプ別におすすめのツボをご紹介します。ストレスや不安からカラダやココロのもやもやを感じられたら…ぜひツボ押しやお灸をお試しになられてみてください。
■肝タイプ
ストレスで「肝」の働きが失調して、気や血がうまく巡らず滞ってしまい自律神経が乱れる
症状
イライラ。足がつる。目の乾きや疲れ目。張る様な痛みの頭痛・肩こり。
ストレスで症状が悪化する。
●太衝(たいしょう)
足の親指と人差し指の間を足首に向かって上がっていったとき、骨とぶつかって指が止まるところ
●風池(ふうち)
後頭部の髪の生え際で、首の中央のスジの外則の凹み
●天柱(てんちゅう)
風池より指1本分内側のスジの上にあります
■脾タイプ
ストレスによる疲労から気を消耗→気が不足・巡りが悪くなり「脾」に負担がかかり消化機能が低下する
症状:
食欲不振。疲れやすい。お腹が張る。下痢。アザ(内出血)ができやすい。
食べたらすぐ眠くなる。むくみ。体が重だるい。
●三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの一番高いところに小指を置いて、そこから指4本揃えて人差し指があたっているところ
●太白(たいはく)
足の親指の付け根にある太い骨の内側で、ふくらみの後ろの凹んだところ。
足の甲の親指の骨の下を足首側から撫で下ろしていって、骨のふくらみに突き当たるところ
●公孫(こうそん)
太白の後ろ側。足の親指の付け根からかかとに向けて擦り上げたとき、指が止まるところ。
土踏まずのアーチの中央部で一番高くなっている部位にあるツボです。
■心タイプ
ストレスによる疲労から血が足りなくなったり、カラダを冷やす陰液が不足、栄養や潤いも不足してしまい、熱を発生することで不調が起こる
症状:
動機。息切れ。物忘れ。不眠。夢をたくさんみる。口が渇く。精神不安など。
●労宮(ろうきゅう)
手のひらの中央。手を握ると中指の先端がちょうど当たるところ。
●神門(しんもん)
手首の横ジワ小指側の少しくぼんだところ。
●霊道(れいどう)
手首にあるシワの小指側(神門)から指2本分肘のほうに進んだところ。
いよいよ秋も深まって過ごしやすい季節となりましたが、夜は急に冷え込んで吹く風が冷たくなってきました。
過ごしやすく気持ちの良いお昼間の気候につい油断してしまって風邪をひいたり、急な冷え込みで体が硬くなって首肩のコリや突然の腰痛に見舞われる方も増える季節です。
みなさま、どうかお気をつけてお過ごしくださいー