夏こそ、セルフメンテナンスのすすめ

夏ですーーー!
長かった梅雨が明けて今年の夏がスタートしました!
TOKYO2020 オリンピックもいよいよはじまって、いっそうアツい眩しい季節になりそうな今年の夏。
みなさまお元気にお過ごしでしょうか?

暑中お見舞い申し上げますー

先日28日の土用の丑の日にはウナギを召し上がりましたか?
土用は季節の変わり目の約18日間のことで本来は夏だけではなくて、立春・立夏・立秋・立冬の直前に年に4回あります。
どうして『土』かというと、季節の変化の種を受け止めて芽生えさせる準備期間であるーという意味が込められているからだそうです。
種を蓄えて芽を出させるという土の働きに着目して12ヶ月を4分割して割り振られた、特別な暦日ということだそうですが、『土用の丑の日=ウナギを食べる』というこの習慣はすっかりしっかり暮らしのなかに定着していますよね。
夏の土用の期間は梅雨が明け、暑さが厳しく夏バテしやすい時期であったため、厳しい暑さを乗り切るために身体にいいものを食べる『食い養生』の風習が古くからあったそうですから、”ウナギ”も食い養生のひとつと言えそうです。


いよいよ暑さもピークを迎え、夏本番。気温が上昇して湿度が高くなる日本の夏、私たちの体では汗を出して体内の余分な熱を逃がし、体温を調節するようになっています。汗をかくほど体温は下がり涼しく感じられますが、実は汗と一緒に血液中の水分やミネラルも排出してしまうため、血液はドロドロで流れにくくなり、そのため心臓はフル回転してオーバーヒートしています。
また、暑いこの時期は冷たいものを摂りがち&摂りすぎて胃腸が冷えて消化機能が低下してしまい、さらにエアコンの効いた室内と屋外との行き来で自律神経のバランスも崩れてカラダの抵抗力も弱くなってしまっています。
だからこそ!夏こそ! セルフケア&セルフマネジメントが大切なのです。

一年でもっとも「陽気」が盛んで、あらゆるものが活動的なエネルギーに満ちている夏

暑さにイライラすると余計に暑くなるだけです。
キラキラした夏を快適に夏を過ごすために、その日の冷えや疲れはその日に解消しましょう!
今回は夏の慢性疲労対策におすすめのツボをご紹介します! お灸したり、ツボ押したり、夏バテ予防にどうぞお役立てください。

夏のトラブルにおすすめのツボ

■湧泉(ゆうせん)

足の裏を3等分して、指先から約3分の1のところ
足でグーをしたときに、足裏でいちばん凹んでいるところ
▶︎▶︎▶︎押すと元気が湧いてくるツボです。夏バテで元気がないときに効くツボです。

■三陰交(さんいんこう)

内くるぶしのいちばん高いところに小指をおいて、そこから指幅4本分揃えたときに人差し指があたっているところ
▶︎▶︎▶︎特に冷房による冷え性に効く重要なツボです。
   むくみや生理痛など、女性が抱える万病にも効くツボです。

■足三里(あしさんり)

ひざのお皿のすぐ下、外側の凹みに人差し指をおき、指幅4本分揃えたときに小指があたっているところ
▶︎▶︎▶︎夏バテによる食欲不振・体力低下に効くツボです。
   消化と排泄をコントロールして、体をスッキリ・元気にしてくれる、夏バテ対策にぴったりのツボです。

カラダを冷やさないようにして、温かい飲み物や食べ物をとる、簡単な運動や入浴で発汗する機会をつくる、
屋外に積極的に出て日光浴をするなどー、からだを温めて新陳代謝を良くすることを意識して過ごすようにしましょう!

そして旬のおいしいものも召し上がって、今年の夏もどうぞお元気にお過ごしくださいー