冬のカラダに大切な3つのK

冬のさいごの節気「大寒」をむかえて、立春まで二週間ほど。
お昼間に陽が当たる時間には寒さがすこーし緩んであたたかく感じることもありますが、寒の内で夜にはぐんと冷え込みが戻って、厳しい寒さもまだまだ続きます。

気温が低下して空気だけでなく、カラダも乾燥する冬。
ヒトのカラダは乾燥すると肌や粘膜を覆っているバリア機能が弱くなり、外からの菌やウィルスの侵入を許してしまいます。そうすると、喉が痛くなったり風邪やインフルエンザにかかりやすくなったり、体調面で様々なトラブルを起こしやすくなります。

一方、ウイルスは低温かつ低湿度の冬の環境が大好物。寒くて乾燥する冬、ウイルス の活動はどんどん活性化します。

インフルエンザや感染症、そしてコロナから身を守るために、今日は冬の健康管理に欠かせない3つのキープ(3K)を今日はご紹介します。


冬のカラダに大切な3つのキープ(3K)
 1「距離」キープ KEEP DISTANCE(距離を保とう)
 2「衛生」キープ KEEP CLEAN(衛生を保とう)
 3「体内の水分」キープ KEEP WATER(水分を保とう)

「距離」や「衛星(うがい・手洗い・消毒)」は言わずもがな…
体内の水分」についてはいかがでしょうか? 適度な水分補給、意識されていますか?

口腔内や喉が乾燥していると、ウィルスや菌をカラダの外に送り出す「線毛」の働きが鈍くなってしまうそうです。
ウイルスが喉や鼻の粘膜に付着して細胞内(体内)に侵入するまでが最速で20分ほどと言われていますから、おすすめは15〜20分に一度、少量の水をとって口腔内を潤すこと。定期的に水分をとることで乾燥しがちな冬の体内の水分が保持され→線毛の働きが整い→ウィルスを外に追い出すように働いてくれます!

お食事のとき以外でも、例えば一時間に一度でも、意識して水分摂取を行うことがより感染防止につながると思います。

新しい生活様式となったマスクの着用。インフルエンザや風邪の流行がおさえられてると聞きます。
さらにコロナ予防として、こまめな水分補給もぜひ意識していただきたいです。