秋は妊娠にむいている?
21日は十五夜でした。お月見されましたか?
シルバーウィークが終わって、つぎはハロウイン、そしてクリスマス…
え、もうクリスマス!?っとドキッとしてしまいましたがー暑い季節もようやく落ち着いて、過ごしやすいうれしい秋になりました。
芸術の秋・運動の秋・食欲の秋…、私たちにとって活動しやすく実りの多い季節である秋。医学的データはないのですが妊娠に向いている時期と言われています。
どうして秋が妊娠にむいている季節なのか…今日はそんなお話をすこし。
穏やかに過ごせる秋だから
灼熱の夏の暑さや冬の厳しい寒さがなく、新生活スタートなど環境の変化からストレスを感じやすい春と比べて新生活や環境にも慣れて落ち着いた頃である秋はカラダもココロも安定しやすく、ストレスが少なく妊活に良い季節といえます。
秋は流産の確が下がるから
藤田保健衛生大の中沢和美教授(産婦人科)が約2800人の妊婦を対象に行った調査によると10~11月ごろに妊娠すると流産する確率が7%であったというデータがあります。
ほかの月の流産の確立が16〜22%であったことから、10〜11月に妊娠した人の流産率はかなり低い数値と言えます。
また、総務省統計局でデータによれば昭和50年ごろから7〜8月に生まれた赤ちゃんが増えています。逆算すると秋に妊娠(最終月経10〜11月)している人が多い=秋が妊娠しやすい時期といえる根拠になると言えます。
理由はわかっていないものの、このようなデータからもわたしたち人間も季節で体のリズムが変化する可能性があって、秋は妊娠にむいている時期である説が高まったのかな…と推測できます。
大切な命をベストな環境で育みたい!と、みなさん誰もが考えておられるでしょう。
今回は秋が妊娠に向いている季節と言われているお話をご紹介しましたが、赤ちゃんがほしいと思った時がタイミング。
季節だけに頼るのではなく、ご自身が妊娠に向けてベストな状態でなければ効果も半減してしまいます。普段のお食事や運動など生活習慣を見直して、規則正しい生活をしながら妊娠力をアップさせていきましょう。
妊娠力アップに向けた、秋におすすめのセルフケアのお話はまた次の機会にー
旬をむかえる体をあたためる野菜を積極的に取り入れて温活しませんかー