妊活のおはなし④

クリニックで治療をうけているけれどなかなか成果が上がらないー
特に検査では問題がないのになかなか妊娠出来ないー
卵の質が悪いー

当院に来院されている方にお話を聞くと、このような悩みを抱えている方がほとんどです。

そしてー
妊活中で鍼灸治療に興味をもたれた皆様はつぎのような心配やご不安をお持ちではありませんか?

いつ頃不妊の鍼灸治療を始めたら良いの?
不妊の鍼灸治療はどのくらいのペースで通えばいいの?
クリニックと並行して治療しても大丈夫?
生理中でも治療をうけられますか?
不妊治療以外の肩こりや腰痛・むくみなど…つらい症状も一緒に診てもらえますか?
不妊治療に健康保険は使えるの??

こちらは当院へのお問い合わせのお電話などで、よくお寄せいただく質問です。


悩みを抱えている妊活女性はとても多くいらっしゃいます。
鍼灸不妊治療に対する不安なお気持ちや疑問…今回はそんな心配の解消のお役になれればー、そしてぜひ施術をお受けいただけるきっかけになれればと嬉しく思います。

妊娠への第一歩は常に良好な体内循環環境をつくること

良質な卵を育てるため、身体を妊娠しやすい状態にするために必要なホルモンや栄養素はすべて血液によって運ばれます。その血液の流れが滞ってしまうと、子宮や卵巣にしっかりホルモンを運ぶことができず、卵の質の低下・子宮内の温度低下がおきます。血液循環を促し、血液が行き届くことで卵管や子宮の老廃物も血液と一緒に流され、妊娠しやすい状態になります。

もちろん「血液」の状態もとても大事です。
そのため、「血」を作り出す・「血」を送り出す・「血」の元になる食べ物を消化する、そして体に酸素を取り入れる、それぞれの内臓の働きもとても大切です。そしてこれら内臓の働きは自律神経の支配を受けて調節されています。自律神経は身体のバランスを整え、身体の機能を正常なものに保つ働きがあります。
妊娠・出産には多くの内臓とそして自律神経がふかく関わっていて、常に卵に栄養が行き届く体内環境をつくることは妊娠する上でとても大切といえます。

クリニックで不妊治療をしていてもなかなか結果が出なかったり、検査をしても原因が分からないと言われたり、妊娠しても流産を繰り返してしまう方、ご自身の身体の状態を立て直すことに目を向けられてはいかがでしょうか。


鍼灸が得意とする血流改善★★★

鍼や灸で刺激することで実際に体の各部の血流量を増やすことが証明されている箇所がいくつもあります。血流量を増やし循環を良くすることで必要な場所に必要なホルモンや栄養を届けることができるようになります。

そしてー自律神経やホルモン分泌を整えるのも鍼灸の得意分野

血管を収縮させて血流量を減らしたり、拡張させて血流量を増やしたりするのも自律神経の働きの一つです。
高FSHや低AMHなどホルモン値で悩まれている方も鍼灸治療を受けてから良い値で安定される方がたくさんいらっしゃいます。

WHO(世界保健機関)が掲げる鍼灸の適応症にはもちろん不妊症も含まれています。
クリニックでの不妊治療はもちろん大切です。でも現代医学(西洋医学)ではできないこともあります。
そして東洋医学・鍼灸だからできることがあります。

 鍼灸を取り入れて、より妊娠しやすい身体をつくりませんか?