涼しくなってきたのに・・・

朝晩の気温が下がってきて、一歩ずつ秋へと近づいていく時期となってきました。
これからの季節は、夏の暑さの疲れが蓄積してしまっていることや、昼夜の温度差が大きくなることにより体調を崩しやすくなるため注意が必要です。

『残暑バテ』という言葉を聞いた事はありますか?
今回は残暑バテとは何か、その原因や対策について詳しく説明していきます。

残暑バテとは??

夏の終わりから秋口にかけて、夏の暑さや湿気によって体に蓄積した疲労やダメージが影響し、体調不良や疲労感を感じる状態を『残暑バテ』といいます。

一般的に『夏バテ』と呼ばれる状態と似ていますが、残暑バテは夏の暑さがピークを過ぎた後に発生するのが特徴です。

残暑バテの原因

①夏の暑さによる疲れの蓄積

夏の暑さが少し和らいでくると、それまでの疲れがドッと出てしまうことがあります。
とくに季節の変わり目は体調を崩しやすく、急に気温が大きく下がったり、逆に秋の兆しが見えた後で再び暑さが続いたりしまうと、身体が変化に対応できず不調を起こしやすくなります。

②寒暖差による自律神経の乱れ

③体の冷え

朝晩が涼しくなってきているにもかかわらず昼間の暑さが続くため、冷たい飲み物やアイスなどを摂りすぎたり、朝晩でも薄着のまま過ごしたりしていると体の芯が冷えてしまいます。

残暑バテ対策 〜首ストレッチ〜

残暑バテの対策には首の体操が効果的です。
タオルを使った首のストレッチや、首をゆっくり回す体操などがおすすめです。
これらの体操は首や肩の筋肉をほぐし、血行を促進することで、残暑バテによるだるさや疲労感を軽減する効果が期待できます。

①温めたタオルを首の後ろにかけ、タオルの両端を持ちます。

②タオルを引っ張りながら、首をタオルに押し付けるように斜め上を向き、30秒間キープします。

③次に首を後ろに引っ張るように力を入れ、斜め下を向いて30秒間キープします。

しっかり対策をして、秋を快適に過ごしましょう!

また、当院ではこのような季節の変わり目や疲労蓄積からくる不調にも対応可能です。
お気軽にご相談ください!

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